小渕 光平（おぶち みつへい、1904年2月26日 - 1958年8月26日）は日本の政治家・実業家・柔道家。衆議院議員2期
群馬県吾妻郡中之条町に小渕信平・きち夫妻の下に生まれます。生家は極貧を極め、小渕は小学校を出てすぐに働き始めました。19歳で小渕製糸所を創業。たゆまぬ経営努力で群馬県随一の製糸会社に成長させます。1933年に社名を光山社と改名。光山倉庫・光山電気工業などの他業種にも進出。現在に続く光山社グループを一代で築き上げました。
1942年、中之条町議会議員に初当選。1945年12月11日、群馬県トラック協会の理事長に就任します。その他、群馬県製糸業協会理事、群馬柔道クラブ吾妻支部長、吾妻貨物自動車社長、北毛自動車運送社長などを歴任し、1947年、衆議院議員選挙に日本自由党から立候補。しかし次々々点に終わます。その後、1949年、民主自由党から衆院選に立候補。日本初の女性代議士のひとりである最上英子を2150票差で抑えて辛くも初当選を飾ます。しかし、1952年の衆院選で次々点に終わます。1953年、衆院選でまたも次々点。1955年の衆院選でもまた次々点。1958年の衆院選で自由民主党から立候補。日本社会党の武藤運十郎を辛くも振り切って代議士に返り咲いました。しかし、当選から3ヶ月後の1958年8月26日、国会からの帰路、東京大学の赤門前で突如として嘔吐。順天堂病院に運ばれたが、脳梗塞を起こしておりそのまま帰らぬ人とでした。
。(Wikipedia)